企業情報
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会社名 | 鈴与商事株式会社 | |||
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業種 | 大分類:卸売業、小売業 小分類:その他卸売業、小売業 | |||
本社所在地 (都道府県) | 静岡県 | |||
女性の働きやすさ認定表彰 | ![]() | |||
採用人数に占める女性割合 | (管理職)0 % (総合職)27.8 % (一般職)100 % | |||
採用競争率(女性) | (総合職)31.3 倍 (一般職)7.8 倍 | |||
全社員のうち女性の割合 | 40 % | |||
勤続年数 | (管理職)10.6 年 (総合職)10 年 (一般職)19.5 年 | |||
育休取得率 | (男性社員)7 % (女性社員)67 % | |||
平均残業時間 | - | |||
有給取得率 | 50.7 % | |||
女性管理職の割合 | (係長級) 0 % (管理職) 0 % (役員等) 0 % | |||
企業規模 | 501~1000人 | |||
データ基準日 | 2020年3月時点 |
女性の働きやすさ総合評価 82点
総合評価は82 点。Amazon風に5段階評価すると となります。人によって重視するポイントが変わってくるため、この総合評価82点だ けで判断しないようにしましょう。
メリット デメリット
「鈴与商事株式会社」の女性の働きやすさの評価をまとめると下記のようになります。
ポイントによっては気にな らない人もいると思います。何を大事にするかをよく検討してください。
良い点・メリット
- 社会的に表彰されており、女性向けの職場づくりの努力が社会的に評価され始めてきてる
- 男性や女性のバランス良く採用している
- 男女の社員比率のバランスが良い
- 勤続年数は若干長い
- 育休取得率が普通
悪い点・デメリット
- 残業時間が非常に長い
- 有給取得が非常に少ない
- 女性管理職割合がほぼ0
- 情報公開をしていない
項目別評価
【70点】情報公開の評価
鈴与商事株式会社の情報公開度について評価していきます。
情報公開度 | ポイント |
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70点 | 情報公開量が多い |
この企業は女性の活躍を意識したほぼ全ての情報を公開しています。
ある程度の情報を会社で集めており、企業情報が公開できるように整理されています。あたりまえですが普段から情報を整理し分析することで、従業員の能力開発や女性の活躍を推進することができます。
まだ集めている情報や公開する情報が足りないところはありますが、十分に情報整理と統制ができています。引き続きさらに高い点数を目指して頑張ってもらいたいですね。女性社員を重要視し「働き方の改革を自信をもって行っている」と言ってもいいでしょう。現時点で改革の成果が出ていない可能性もありますが、十分にやる気があるという会社です。
その点から女性に就職をオススメできる会社と言ってもよいでしょう
参考までにこの企業の情報公開項目は下記のような状態です。
情報項目 | 情報公開 |
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社会的評価データ | 公開済み |
採用データ | 公開済み |
社員データ | 公開済み |
勤続年数データ | 公開済み |
退職率データ | - |
育休取得データ | 公開済み |
残業時間データ | - |
女性管理職データ | - |
【30点】社会的評価
女性の働きやすさを重視した企業は、経済会から表彰を受けていることが多いです。確認してみましょう
社会的評価 | ポイント |
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30点 | 職場づくりの努力が社会的に評価され始めてきてる |
くるみん認定 | ![]() |
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プラチナくるみん認定 | 取得なし |
えるぼし認定 | 取得なし |
イクメン企業アワード | 取得なし |
ユースエール認定 | 取得なし |
なでしこ銘柄 | 取得なし |
ダイバーシティ経営企業100選 | 取得なし |
100選プライム | 取得なし |
均等・両立推進企業表彰 (年度) | 取得なし |
厚生労働大臣最優良賞 (年度) | 取得なし |
均等推進企業部門(年度) | 取得なし |
ファミリー・フレンドリー企業部門(年度) | 取得なし |
鈴与商事株式会社は社会的な表彰をいくつか受けています。1つでも受賞している場合はすごい会社だと考えてください。
女性に働きやすい会社として改革を進めており、さらに対外報告の点でも効果が表れてきている会社です。
この後説明する各項目評価で、勤務時間や残業情報も見える化されるようになっており、女性の働きやすさの可視化が進んでいると思います。
経済誌や求人誌でも女性に働きやすい会社として知られている会社になります。就職したとしても不当な扱いは受けにくいと考えてよいでしょう。
【92点】全採用数に対する女性採用数の評価
女性採用数の評価 | ポイント |
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92点 | 男性や女性のバランス良く採用しています |
鈴与商事株式会社の採用全体における女性の割合は 64% です。
最近の企業では珍しいほどの男女バランスが取れた採用数です。これほどのバランスが取れている会社は他にはありません。このレベルは女性が十分戦力として活躍している会社だと言ってもよいでしょう。女性向けの職場環境も整っていると考えられます
一方で、女性が多いことから女性同士の競争もある程度は覚悟しておいたほうがよいでしょう。
管理職 | 0 % | |||
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総合職 | 27.8 % | |||
一般職 | 100 % |
参考までに「採用倍率」も調べてみましたが、公表されていないようです。
【92点】全従業員に対する女性社員の割合の評価
女性比率の評価 | ポイント |
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92点 | 男女の社員比率のバランスが良い |
鈴与商事株式会社の全社員に対する女性社員の比率は 40% です。3人に1人は女性です。
男女の従業員数のバランスがとても良い会社です。ほぼ1:1になっており女性社員が多すぎるということもありません。ここまでバランスが良いと、意識して女性と男性の採用数を調整していると思われます。
実際、女性の社員比率が多すぎることで、その会社の女性特有文化が強くなることもあるため、ちょうど半々ぐらいが社風や文化、モチベーションに対しても良いことが多いです。
そういう意味で男女比率の観点で、この会社はとても良いバランスだと言えます。
どちらかというと「女性採用が増えてきているか」という「女性社員増加傾向」を重視したほうがよいですね。これが1以上になっていると、近年、女性向け採用を増やしていると言え、女性向け職場改革を意識しているといえます。
女性社員比率 | 40 % |
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女性採用比率 | 64 % |
女性社員増加傾向 | 0.7 ![]() |
女性社員比率は 40% 、女性の採用比率が 64% なので、現在の女性社員比率よりも採用比率のほうが小さく、一時的にでも女性社員を減らす方向へ採用方針が動いている可能性がありますね。
【67点】勤続年数・離職率の評価
勤続年数の評価 | ポイント |
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67点 | 勤続年数は若干長い |
鈴与商事株式会社の女性勤続年数は 10.6 年 です。
勤続年数の観点から見ると、世間一般的に長い会社のようです。勤続年数が長い会社の特徴を説明していきます。
まず女性にとって重要な育児環境について、産休が取りやすい、休暇が取りやすいなど育児環境が整っている会社です。
給与面から見ると給料が高め、もしくは安定している会社です。今の会社以上に良い給与待遇は得られないと考えている社員も多く、転職する人は多くないようです。結果的に勤続年数が高くなっています。
仕事は多いですが働き方改革にて残業が減っている傾向があります。シフト制の場合は、交代シフトの融通がききやすいなど、社員を考慮した体制が構築されています。こちらについては残業時間の評価で説明しますね。
社風や人間関係について、居心地は良いようです。もちろん人間関係が合わない人もいるでしょうが、総じて社風や人間関係はさっぱりしている会社です。
寿退社する人や、あたらしい会社や生活を目指して退職する人が多いですね。
勤続年数の内訳も紹介します。やはり職種ごとに勤続年数は変わります。自分が興味のある職種の勤続年数が少なすぎないかを確認してみてください。
内訳(職種別) | 男性勤続年数 | 女性勤続年数 |
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管理職 | 22.9 年 | 10.6 年 |
総合職 | 10.2 年 | 10 年 |
一般職 | 0 年 | 19.5 年 |
また職種ごとの10年後 継続率も調べてみました。自分が興味のある職種がどれだけ社員がやめていないか確認して みてください。10年後の継続率は公開している企業や情報自体が少なく、分かり次第追加していきます。
内訳(職種別) | 男性10年後 継続率 | 女性10年後 継続率 |
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【44点】育休取得率の評価
育休取得率 | ポイント |
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44点 | 育休取得率が普通 |
鈴与商事株式会社の女性育休取得率は 67 % です。
育休取得率は他の会社や世間一般からみて普通レベルです。
育休制度は存在していることがほとんどですが、育休を取得するよりも会社をやめることを選んでいる人が多かったり、そもそも仕事を継続してたりする人が多いです。
雰囲気については、グループや部署によっては、遠慮して育休を申請しない人がいるという雰囲気です。そのような雰囲気になる原因として、女性社員同士も「育休を取られると困る」と思っています。さすがに育休を全く取らないわけにはいかないので、少しは育休取得を している。という感じでしょう。
女性の年齢について<離職率が高い場合>離職率の高い職場なので、新卒で入社してから20代後半までに半数以上が退職します。よって、結婚・出産を経験する年代の女性の数がとても少ない。という事情もあります。結婚しても仕事を続けている方はほぼ育児休暇が取得で きる状況にはあります。
最終的に復帰する予定の人が、結局退職することが多い。仕事環境というより仕事へのモチベーション、その人自身の問題ということも多いようです。
女性の育休取得率については、ほぼすべての会社で高い傾向があります。そこで注目するべきなのは、男性の育休取得率です。男性の育休取得率が高いと男女ともに育休が取りやすい文化が育っていることになります。会社内がそのような雰囲気 になっているのは重要ですよね。
内訳(職種別) | 男性 育休取得率 | 女性 育休取得率 | |
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正社員 | 7.1 % | 66.7 % | |
0 % | 0 % | ||
0 % | 0 % |
[データなし]残業時間の評価
現在、データが公開されていないようです
【42点】有給取得率の評価
有給取得率 | ポイント |
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42点 | 有給取得率は普通 |
鈴与商事株式会社の従業員の有給取得率は 50.7 %%です。
長年有給をとる習慣がなかったため、そもそも取得する際に社員が周りに遠慮しているような気配がある。
人数に対してかなり多いため、有給を取れる状況ではない。 仕事自体は難しくない部分もあるけれど、その部分に対して人を追加できるほど、マニュアル化や手順化が進んでいない状況 営業部門についてはルート営業で回っているため、代わりの人がまわろうにもなかなか話がかみ合わないなど、引き継ぎの問題も起きてい る状況。 少ない人数で回しているため、休んだら一人ひとりの負担が大きくなる仕事量となっている。
営業などの部署によっては、与えられた売上目標があるため、旅行や子供に関することなど、明確な予定がある時以外は取りたがらない人が多い。会社は取るように指示は出ているので、最小限の有給については取得しているような状況。
最近は働き方改革でどの会社も残業時間が減ってきています。ただ残業時間が少ないからといって仕事が楽になったわけではありません。会社での残業時間の計測方法で公表されている残業時間よりも多くの残業を行っている可能性があります。公表され ているデータの1.5倍程度は残業時間があると考えたほうが良いでしょう。
有給取得率 | 50.7 % |
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[データなし]女性管理職割合の評価
現在、データが公開されていないようです
会社から提供されている補足事項
現在、データが公開されていないようです
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