[85点]株式会社LIXIL(東京都)を女性が働きやすいか企業分析してみた

4.0
鉄鋼業、非鉄金属・金属製品製造業
株式会社LIXIL(東京都)の評価レビュー

株式会社LIXILの企業情報、就職情報を分析しました。女性に適した職場かの観点で評価・レビューしました。ぜひ就職や転職を行う際の参考にしてくださいね。

企業情報

まずは株式会社LIXILの情報を確認してみましょう

会社名 株式会社LIXIL
業種 大分類:鉄鋼業、非鉄金属・金属製品製造業
小分類:鉄鋼業、非鉄金属・金属製品製造業
本社所在地
(都道府県)
東京都
女性の働きやすさ認定表彰
  • 企業認定等-くるみん認定
  • くるみん
  • 企業認定等-えるぼし認定(最高位)
  • えるぼし認定3段目
  • ダイバーシティ経営100選
  • ダイバーシティ経営100選
    採用人数に占める女性割合 (一般職)29.5 %
    (管理職)11.8 %
    採用競争率(女性) (正社員)6 倍
    全社員のうち女性の割合 23.7 %
    勤続年数 (正社員)17.4 年
    育休取得率 (男性社員)59.6
    (女性社員)100 %
    平均残業時間25.2時間/月
    有給取得率55.4 %
    女性管理職の割合(係長級) 5.6 %
    (管理職) 5.7 %
    (役員等) 5.6 %
    企業規模 5001人以上
    データ基準日 2019年11月時点

    女性の働きやすさ総合評価 85点

    総合評価は85 点。Amazon風に5段階評価すると 4.0 となります。人によって重視するポイントが変わってくるため、この総合評価85点だ けで判断しないようにしましょう。

    株式会社LIXIL(東京都)の女性の働きやすさ評価チャート

    メリット デメリット

    「株式会社LIXIL」の女性の働きやすさの評価をまとめると下記のようになります。

    ポイントによっては気にな らない人もいると思います。何を大事にするかをよく検討してください。

    良い点・メリット

    • 社会的に表彰されており、女性向けの職場づくりの努力が社会的に評価され始めてきてる
    • 男女の採用比率が少し偏っているが問題なし
    • 男女社員の比率は適正の範囲
    • 勤続年数は長い
    • 育休取得率が高い
    • 残業時間が短い
    • 有給取得率は普通
    • 女性管理職割合が普通
    • 情報公開量が非常に多い

    悪い点・デメリット

      項目別評価

      【90点】情報公開の評価

      情報公開度 ポイント
      90点 情報公開量が非常に多い

      株式会社LIXILの情報公開度について評価していきます。

      この企業は女性の活躍を意識した全ての情報を公開しています。

      さまざまな情報を会社で率先して集めており、いつでも企業情報を公開できるように整理されています。あたりまえですが普段から情報を整理し分析することで、従業員の能力開発や女性の活躍を推進することができます。

      女性社員を重要視し「働き方の改革を自信をもって進めている」と言ってもいいでしょう。現時点で改革の成果が出ていない可能性もありますが、十分にやる気があるという会社です。

      その点から女性に就職をオススメできる会社と言ってもよいでしょう

      参考までにこの企業の情報公開項目は下記のような状態です。

      情報項目 情報公開
      社会的評価データ 公開済み
      採用データ 公開済み
      社員データ 公開済み
      勤続年数データ 公開済み
      退職率データ
      育休取得データ 公開済み
      残業時間データ 公開済み
      女性管理職データ 公開済み

      【50点】社会的評価

      社会的評価 ポイント
      50点 職場づくりの努力が社会的に評価され始めてきてる

      株式会社LIXILは社会的な表彰をいくつか受けています。今回、評価対象とした表彰は下記になります。

      1つでも受賞している場合はすごい会社だと考えてください。

      くるみん認定 くるみん
      プラチナくるみん認定 取得なし
      えるぼし認定 えるぼし認定3段目
      イクメン企業アワード 取得なし
      ユースエール認定 取得なし
      なでしこ銘柄 取得なし
      ダイバーシティ経営企業100選 ダイバーシティ経営100選
      100選プライム 取得なし
      均等・両立推進企業表彰
      (年度)
      取得なし
      厚生労働大臣最優良賞
      (年度)
      取得なし
      均等推進企業部門(年度) 取得なし
      ファミリー・フレンドリー企業部門(年度) 取得なし

      女性に働きやすい会社として改革を進めており、さらに対外報告の点でも効果が表れてきている会社です。

      この後説明する各項目評価で、勤務時間や残業情報も見える化されるようになっており、女性の働きやすさの可視化が進んでいると思います。

      経済誌や求人誌でも女性に働きやすい会社として知られている会社になります。就職したとしても不当な扱いは受けにくいと考えてよいでしょう。

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      【63点】全採用数に対する女性採用数の評価

      女性採用数の評価 ポイント
      63点 男女の採用比率が少し偏っているが問題なし

      株式会社LIXILの採用全体における女性の割合は 28.8% です。

      女性採用数は問題ありません。ただ男女の採用比率が少し偏っています。ただこの程度の偏りは気にする必要はなく、十分に女性管理者を増やしたり、女性に活躍したりを期待できる会社といえます。

      一方で採用人数の関係で、女性同士の同期の競争もある程度は覚悟しておくべきだといえます。

      また会社によっては強いダイバーシティ推進により、妙な女性優遇がされている可能性もあります。このあたりのバランスはよく調査をしたほうがよいでしょう。

      各職種における採用数に対する女性の割合
      一般職 29.5 %
      管理職 11.8 %

      参考までに「採用倍率」も調べてみましたが、公表されていないようです。

       

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      【46点】全従業員に対する女性社員の割合の評価

      女性比率の評価 ポイント
      46点 男女社員の比率は問題なし

      株式会社LIXILの全社員に対する女性社員の比率は 23.7% です。4人に1人は女性です。

      男女の社員比率のバランスが完璧とは言えず、少し男女比率に偏りがあります。ただ全体から見たバランスとしてはトップレベルで、男女の社員比率がこれ以上にバランスが取れている会社は少ないです。

      従業員の男女比は気にするレベルではありませんので、他の指標を見て女性向けの職場環境が十分に揃っているかどうかを判断するとよいでしょう。

      どちらかというと「女性採用が増えてきているか」という「女性社員増加傾向」を重視したほうがよいですね。これが1以上になっていると、近年、女性向け採用を増やしていると言え、女性向け職場改革を意識しているといえます。

      女性社員の増加傾向
      女性社員比率 23.7 %
      女性採用比率 28.8 %
      女性社員増加傾向 1.2

      女性社員比率は 23.7% 、女性の採用比率が 28.8% であることから、現在の女性社員比率よりも採用比率のほうが大きく、女性社員を増やそうとしていると考えられます。

       

      【87点】勤続年数・離職率の評価

      勤続年数の評価 ポイント
      87点 勤続年数は長い

      株式会社LIXILの女性勤続年数は 17.4 年 です。

      世間一般的に、この会社の勤続年数はかなり長いようです。このような会社の傾向を説明していきます。

      まず女性にとって重要な育児環境について、産休、育休も自由に取れる環境です。さらに子供行事にも融通がきく上に、もし出産や育児のために一度退職しても再雇用されるほど育児環境が整っている可能性が高いです。

      給与面から見ると給料が高い、もしくはかなり安定している会社です。どちらにしろ、この会社をやめたとして、さらに良い給与境遇は得られないと考えている社員が多く、勤続年数が高くなっています。

      仕事の量は、働き方改革にて残業が減っている傾向があります。シフト制の場合は、交代シフトの融通がききやすいなど、社員を考慮した体制が構築されており、他社に比べて残業が少なくワークライフバランスが良い可能性があります。こちらについては残業時間のデータ があれば、そちらで詳しく説明します。

      社風や人間関係について、居心地はよく、社員同士が仲が良い場合が多いです。もちろん人間関係については部署やグループによって変わってきますが、総じて常識人が多いです。やくざみたいな語気の強い人は少なく、ストレスは少ない環境です。また会社のルールとして も一定度で自由に活動できる環境です。

      キャリアについて、女性社員の比率や、ダイバーシティの推進度合いによりますが、昇給においても男性が過度に有利であることはないです。課長や部長に女性管理職もいることから、女性にも発言権がある会社になります。

      長く務めている人の特徴として、気の強い女性は長続きする傾向がありますね。

      勤続年数の内訳も紹介します。やはり職種ごとに勤続年数は変わります。自分が興味のある職種の勤続年数が少なすぎないかを確認してみてください。

      内訳(職種別) 男性勤続年数 女性勤続年数
      正社員 21 年 17.4 年

       

      【67点】育休取得率の評価

      育休取得率 ポイント
      67点 育休取得率が高い

      株式会社LIXILの女性育休取得率は 100 % です。

      育休取得率の観点から見ると、世間一般的にこの会社は高い方です。

      育休制度について育休後も職場復帰がしやすい環境が整えられているため、育休取得率は高いです。

      雰囲気はグループや部署に限らず、女性社員は育休を取るのが当たり前と言う雰囲気です。女性社員通しも「育休を取られてると困る」とは全く思っていません。

      女性の年齢の観点では、<女性管理職が多い場合>そもそも女性の管理職が多いことから、女性の権限も尊重されていることも注目するべきポイントでしょう

      最終的に育休を十分にとることができます

      女性の育休取得率については、ほぼすべての会社で高い傾向があります。そこで注目するべきなのは、男性の育休取得率です。男性の育休取得率が高いと男女ともに育休が取りやすい文化が育っていることになります。会社内がそのような雰囲気 になっているのは重要ですよね。

      内訳(職種別) 男性 育休取得率 女性 育休取得率
      正社員 59.6 % 100 %

      【75点】残業時間の評価

      残業時間 ポイント
      75点 残業時間が短い

      株式会社LIXILの従業員の平均残業時間は 25.2時間 です。

      この会社で行われている働き方改革は

      ・「残業事前申告制」(システムによる)を導入
      ・「ノー残業デー」を設定し定時退社を推奨
      ・有給休暇取得促進策として「ゆとり休暇」「メモリアル休暇」を導入、等

      があるようです。

      残業時間が世間一般から見ると、短い会社のようです。(実情は違ってそうですが)

      もともと短いか、働き方改革が進んでいるようです。働き方改革やワークライフバランスなどの取り組みで、基本的に早く退社するようになっています。 ただ、実際は見えない残業(サービス残業)が増えていることもあります。

      職場でなるべく定時に帰れるように声を掛け合ったりしており、仕事も業務時間内に終えられるよう実施しているようです。

      会社が残業を減らすことを推奨しており、残業が続くようならば業務を多人数で振り分けるなどして改善するよう指導が入ります。定時帰宅を推奨されてることも多いです。 経営者が残業を短くするように自ら発信している為、残業をなくすような意識付けや雰囲気があり、残業をしないように業務の仕方を改善 したり、工夫することが習慣化されているようです

      職種によって残業時間が違います。総務や経理に所属している方は仕事量も少なく残業時間は短いです。

      最近は働き方改革でどの会社も残業時間が減ってきています。ただ残業時間が少ないからといって仕事が楽になったわけではありません。会社での残業時間の計測方法で公表されている残業時間よりも多くの残業を行っている可能性があります。公表され ているデータの+10~20時間程度は残業時間があると考えたほうが良いでしょう。

      内訳(職種別) 残業時間
      正社員一般 25.2 時間
      契約社員・フルタイム 17.2 時間
      契約社員・短時間 0.9 時間

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      【46点】有給取得率の評価

      有給取得率 ポイント
      46点 有給取得率は普通

      株式会社LIXILの従業員の有給取得率は 55.4 %%です。

      長年有給をとる習慣がなかったため、そもそも取得する際に社員が周りに遠慮しているような気配がある。

      人数に対してかなり多いため、有給を取れる状況ではない。 仕事自体は難しくない部分もあるけれど、その部分に対して人を追加できるほど、マニュアル化や手順化が進んでいない状況 営業部門についてはルート営業で回っているため、代わりの人がまわろうにもなかなか話がかみ合わないなど、引き継ぎの問題も起きてい る状況。 少ない人数で回しているため、休んだら一人ひとりの負担が大きくなる仕事量となっている。

      営業などの部署によっては、与えられた売上目標があるため、旅行や子供に関することなど、明確な予定がある時以外は取りたがらない人が多い。会社は取るように指示は出ているので、最小限の有給については取得しているような状況。

      最近は働き方改革でどの会社も残業時間が減ってきています。ただ残業時間が少ないからといって仕事が楽になったわけではありません。会社での残業時間の計測方法で公表されている残業時間よりも多くの残業を行っている可能性があります。公表され ているデータの1.5倍程度は残業時間があると考えたほうが良いでしょう。

      有給取得率 55.4 %

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      【28点】女性管理職割合の評価

      女性管理職割合 ポイント
      28点 女性管理職割合が小さい

      株式会社LIXILの女性管理職割合は 6 % です。

      女性社員の人事考課が低く昇給しにくい状況であり、管理職はほぼいないといえます。

      ・女性社員の比率が40%を下回るような男性中心の会社の場合
       女性採用数が少ないか、もしくは管理職として活躍できる年齢(35歳前後)まで勤務を継続できる女性の人数が少ないというのが原因の 一つと言えるでしょう。
       <女性採用数が少ない場合>
       女性の採用人数が少なく、管理職になる年代の女性が圧倒的に少ない状況です。
      <女性採用数が多い場合>
      最近は、働き方改革などで育児休暇などが認められる傾向がありますが、今まではそういった制度も利用できず、結婚を機に退職される女 性が多いと考えられます。
      そのため、管理職になる年代の女性が圧倒的に少ない状況です。

      会社によっては現時点で女性管理職の育成を図っているところもありますが、当面の昇給は厳しいと考えて良いでしょう。女性の管理職として男性管理職が多い状況では、仕事がやりづらい場面もあります。男性が活躍する場面は提供しているが、女性が活躍する場面は提供 は低く、女性への理解が少ないことも想定されます。

      また、このような会社では、頑張って女性管理職になったとしても部下が言う事を聞かない傾向にあり、やはり男性の方が説得力もあることから、辛い思いをしている女性管理職もいるようです。そう言った面から女性管理職の割合が高くならないという悪循環が働いている 可能性があります。

      管理職になっている女性の割合。せっかく入社した際には、それなりのキャリアを目指したいものです。ただ管理職層に男性が多い会社は、まだダイバーシティが完全に浸透していない可能性があります。

      ただ管理職層をいきなり入れ替えることは難しいため、女性の採用割合が増えている会社は、徐々に管理職層での女性割合も増えていくと考えて良いでしょう。

      内訳(職種別) 女性割合
      係長 女性割合 5.6 %
      管理職 女性割合 5.7 %
      役員 女性割合 5.6 %

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      会社から提供されている補足事項

      【取り組み姿勢】
      ・㈱LIXILグループでは、性別、年齢、障がいの有無、性的指向、性自認、性表現等の属性に関わらず多様性を尊重することを「LIXILグループ行動指針」で掲げ、グループの全従業員が遵守することとして経営トップ(会長、社長)が強いメッセージを発信しており、㈱LIXILにおいても同様に取り組んでいます。
      ・また、当社が持続的に発展するために必要な「成長とイノベーションの原動力となるダイバーシティ」を経営戦略として位置付け、会社を挙げて取り組んでいます。

      【具体的なアクション】
      ・「行動指針」に関する取り組みとして、年に1度、全従業員が「行動指針」に関するディスカッションや読み合わせ等を行っています。
      ・女性の活躍を加速させるために、「輝く女性の活躍を加速する男性リーダーの会」に賛同、2014年8月に「WeDoアクション」という女性に特化したアクションプランを策定しました。2018年10月には、活動を継続・進展させるために「LIXILダイバーシティ&インクル—ジョン宣言 -Japan 2.0-」をCHROが宣言しています。
      (参考:https://www.lixil.com/jp/sustainability/activities/pdf/LIXIL_Diversity_and_Inclusion_Declaration_Japan2.0.pdf)
      ・働き方改革の一環として、従業員がフレキシブルに働くことができるよう、在宅勤務制度やモバイルワーク勤務、サテライトオフィス勤務、半日や一時間単位で有給休暇を取得できる制度を導入しています。(テレワーク・デイズ2019では特別協力団体として参画し、従業員へ積極的に参加を呼びかけました)
      ・従業員が多様なキャリアを構築できるよう、勤務地を限定または無限定に変更できる制度や出産・育児・介護・育児・配偶者転勤による転居等を理由とした退職者の再雇用制度を設けています。また2019年4月より複線型の人事制度を導入しています。

      【基本データ】 (2018年度、正社員のデータ)
      ・離職者数:269名(女性78名)
      ・新卒採用人数:359名(女性115名)
      ・中途採用人数:116名(女性22名)
      ・部長相当職(以上)数:550名(女性13名)
      ・課長相当職数:2385名(155名)
      ・男性の育児休業平均取得日数5.2日
      ・年次有給休暇平均取得日数:10.6日

      【当社の実績】
      女性の活躍推進について次の通りの評価を頂いています。
      「女性が輝く先進企業表彰」(内閣府特命大臣賞),「ダイバーシティ経営企業100選」(2015),「なでしこ銘柄」(2014,2015,2018,2019),「女性活躍パワーアップ大賞」,「カタリスト特別賞」

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