[73点]日本電産株式会社を女性が働きやすいか企業分析してみた

4.0
電子部品・デバイス・電子回路・電気機械器具・情報通信機械器具製造業
日本電産株式会社(京都府)の評価レビュー

企業情報

会社名日本電産株式会社
業種大分類:電子部品・デバイス・電子回路・電気機械器具・情報通信機械器具製造業
小分類:電子部品・デバイス・電子回路・電気機械器具・情報通信機械器具製造業
本社所在地
(都道府県)
京都府
女性の働きやすさ認定表彰
  • 企業認定等-えるぼし認定(最高位)
  • えるぼし認定3段目
    採用人数に占める女性割合(正社員)13.5 %
    採用競争率(女性)(正社員)13.9 倍
    全社員のうち女性の割合65 %
    勤続年数(正社員)8.5 年
    (アソシエイト第1種)6.7 年
    (アソシエイト第2種)11.9 年
    育休取得率(男性社員)8 %
    (女性社員)100 %
    平均残業時間
    有給取得率64.5 %
    女性管理職の割合(係長級) 12 %
    (管理職) 6 %
    (役員等) 8 %
    企業規模1001~5000人
    データ基準日2020年3月時点

    女性の働きやすさ総合評価 73点

    総合評価は73 点。Amazon風に5段階評価すると 4.0 となります。人によって重視するポイントが変わってくるため、この総合評価73点だ けで判断しないようにしましょう。

    メリット デメリット

    「日本電産株式会社」の女性の働きやすさの評価をまとめると下記のようになります。

    ポイントによっては気にな らない人もいると思います。何を大事にするかをよく検討してください。

    良い点・メリット

    • 社会的に表彰されており、女性向けの職場づくりの努力が社会的に評価され始めてきてる
    • 男女の社員比率のバランスが良い
    • 勤続年数は普通
    • 育休取得率が高い
    • 女性管理職割合が普通
    • 情報公開量が多い

    悪い点・デメリット

    • 女性の採用が極端に少ない
    • 残業時間が非常に長い
    • 有給取得が非常に少ない

    項目別評価

    【80点】情報公開の評価

    日本電産株式会社の情報公開度について評価していきます。

    情報公開度ポイント
    80点情報公開量が多い

    この企業は女性の活躍を意識したほぼ全ての情報を公開しています。

    ある程度の情報を会社で集めており、企業情報が公開できるように整理されています。あたりまえですが普段から情報を整理し分析することで、従業員の能力開発や女性の活躍を推進することができます。

    まだ集めている情報や公開する情報が足りないところはありますが、十分に情報整理と統制ができています。引き続きさらに高い点数を目指して頑張ってもらいたいですね。女性社員を重要視し「働き方の改革を自信をもって行っている」と言ってもいいでしょう。現時点で改革の成果が出ていない可能性もありますが、十分にやる気があるという会社です。

    その点から女性に就職をオススメできる会社と言ってもよいでしょう

    参考までにこの企業の情報公開項目は下記のような状態です。

    情報項目情報公開
    社会的評価データ公開済み
    採用データ公開済み
    社員データ公開済み
    勤続年数データ公開済み
    退職率データ
    育休取得データ公開済み
    残業時間データ
    女性管理職データ公開済み

    【30点】社会的評価

    女性の働きやすさを重視した企業は、経済会から表彰を受けていることが多いです。確認してみましょう

    社会的評価ポイント
    30点職場づくりの努力が社会的に評価され始めてきてる
    くるみん認定取得なし
    プラチナくるみん認定取得なし
    えるぼし認定えるぼし認定3段目
    イクメン企業アワード取得なし
    ユースエール認定取得なし
    なでしこ銘柄取得なし
    ダイバーシティ経営企業100選取得なし
    100選プライム取得なし
    均等・両立推進企業表彰
    (年度)
    取得なし
    厚生労働大臣最優良賞
    (年度)
    取得なし
    均等推進企業部門(年度)取得なし
    ファミリー・フレンドリー企業部門(年度)取得なし

    日本電産株式会社は社会的な表彰をいくつか受けています。1つでも受賞している場合はすごい会社だと考えてください。

    女性に働きやすい会社として改革を進めており、さらに対外報告の点でも効果が表れてきている会社です。

    この後説明する各項目評価で、勤務時間や残業情報も見える化されるようになっており、女性の働きやすさの可視化が進んでいると思います。

    経済誌や求人誌でも女性に働きやすい会社として知られている会社になります。就職したとしても不当な扱いは受けにくいと考えてよいでしょう。

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    【17点】全採用数に対する女性採用数の評価

    女性採用数の評価ポイント
    17点女性を採用する気はない

    日本電産株式会社の採用全体における女性の割合は 14% です。

    女性の採用数が大変少ないことから、今のところ女性を採用する気はないようです。

    ただ業種によっては女性に人気のない業種だったり、そもそも女性に向いていない職種だったりしますので、このあたりは職種を見て充分に確認する要があるでしょう。どちらにしろ、女性向け職場環境が整っているとは言えませんので、別の企業の検討も視野に入れるとよいでしょう。

    各職種における採用数に対する女性の割合
    正社員13.5 %
    0 %
    0 %

    参考までに「採用倍率」も調べてみましたが、公表されていないようです。

     

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    【91点】全従業員に対する女性社員の割合の評価

    女性比率の評価ポイント
    91点男女の社員比率のバランスが良い

    日本電産株式会社の全社員に対する女性社員の比率は 65% です。2人に1人は女性です。

    男女の従業員数のバランスがとても良い会社です。ほぼ1:1になっており女性社員が多すぎるということもありません。ここまでバランスが良いと、意識して女性と男性の採用数を調整していると思われます。

    実際、女性の社員比率が多すぎることで、その会社の女性特有文化が強くなることもあるため、ちょうど半々ぐらいが社風や文化、モチベーションに対しても良いことが多いです。

    そういう意味で男女比率の観点で、この会社はとても良いバランスだと言えます。

    どちらかというと「女性採用が増えてきているか」という「女性社員増加傾向」を重視したほうがよいですね。これが1以上になっていると、近年、女性向け採用を増やしていると言え、女性向け職場改革を意識しているといえます。

    女性社員の増加傾向
    女性社員比率65 %
    女性採用比率14 %
    女性社員増加傾向0.1

    女性社員比率は 65% 、女性の採用比率が 14% なので、現在の女性社員比率よりも採用比率のほうが小さく、一時的にでも女性社員を減らす方向へ採用方針が動いている可能性がありますね。

     

    【45点】勤続年数・離職率の評価

    勤続年数の評価ポイント
    45点勤続年数は普通

    日本電産株式会社の女性勤続年数は 8.5 年 です。

    勤続年数は他の会社や世間一般からみて普通レベルの会社です。このような会社の特徴を説明していきますね。

    まず女性にとって重要な育児環境について、産休が取りやすい、休暇が取りやすいなど育児の環境が若干整っている会社です。

    仕事の多さや残業の観点に着目すると、仕事が多いため残業時間が長くなる傾向がありますが、近年の働き方改革で業務時間が減り始めている可能性があります。業種によっては育児と平行することが難しい場合もあり、例えば別の会社では、携帯を持たされた上で24時間 365日の呼び出し体制を構築しているなど、何らかの事情を抱えてている可能性があります。

    社風や人間関係について居心地は悪くないようです。人間関係が合わない人もいるでしょうが、総じて社風や人間関係は悪いわけではない会社です。

    キャリアについて、女性社員の比率やダイバーシティの推進度合いによりますが、昇給が男性に有利であることが多いです。そのためキャリアをつもうという女性はおらず、結婚を機にやめるパターンが多いです。

    長く務めている人の特徴として、未婚である人が多い、もしくは結婚しても子供を持たない女性が多いです。

    寿退社をきっかけにやめる人が多いですね。

    勤続年数の内訳も紹介します。やはり職種ごとに勤続年数は変わります。自分が興味のある職種の勤続年数が少なすぎないかを確認してみてください。

    内訳(職種別)男性勤続年数女性勤続年数
    正社員9.9 年8.5 年
    アソシエイト第1種4.9 年6.7 年
    アソシエイト第2種16.4 年11.9 年

    また職種ごとの10年後 継続率も調べてみました。自分が興味のある職種がどれだけ社員がやめていないか確認して みてください。10年後の継続率は公開している企業や情報自体が少なく、分かり次第追加していきます。

    内訳(職種別)男性10年後 継続率女性10年後 継続率

     

    【67点】育休取得率の評価

    育休取得率ポイント
    67点育休取得率が高い

    日本電産株式会社の女性育休取得率は 100 % です。

    育休取得率の観点から見ると、世間一般的にこの会社は高い方です。

    育休制度について育休後も職場復帰がしやすい環境が整えられているため、育休取得率は高いです。

    雰囲気はグループや部署に限らず、女性社員は育休を取るのが当たり前と言う雰囲気です。女性社員通しも「育休を取られてると困る」とは全く思っていません。

    女性の年齢の観点では、<女性管理職が多い場合>そもそも女性の管理職が多いことから、女性の権限も尊重されていることも注目するべきポイントでしょう

    最終的に育休を十分にとることができます

    女性の育休取得率については、ほぼすべての会社で高い傾向があります。そこで注目するべきなのは、男性の育休取得率です。男性の育休取得率が高いと男女ともに育休が取りやすい文化が育っていることになります。会社内がそのような雰囲気 になっているのは重要ですよね。

    内訳(職種別)男性 育休取得率女性 育休取得率
    正社員8 %100 %
    0 %0 %
    0 %0 %

    [データなし]残業時間の評価

    現在、データが公開されていないようです

    【54点】有給取得率の評価

    有給取得率ポイント
    54点有給取得率は普通

    日本電産株式会社の従業員の有給取得率は 64.5 %%です。

    長年有給をとる習慣がなかったため、そもそも取得する際に社員が周りに遠慮しているような気配がある。

    人数に対してかなり多いため、有給を取れる状況ではない。 仕事自体は難しくない部分もあるけれど、その部分に対して人を追加できるほど、マニュアル化や手順化が進んでいない状況 営業部門についてはルート営業で回っているため、代わりの人がまわろうにもなかなか話がかみ合わないなど、引き継ぎの問題も起きてい る状況。 少ない人数で回しているため、休んだら一人ひとりの負担が大きくなる仕事量となっている。

    営業などの部署によっては、与えられた売上目標があるため、旅行や子供に関することなど、明確な予定がある時以外は取りたがらない人が多い。会社は取るように指示は出ているので、最小限の有給については取得しているような状況。

    最近は働き方改革でどの会社も残業時間が減ってきています。ただ残業時間が少ないからといって仕事が楽になったわけではありません。会社での残業時間の計測方法で公表されている残業時間よりも多くの残業を行っている可能性があります。公表され ているデータの1.5倍程度は残業時間があると考えたほうが良いでしょう。

    有給取得率64.5 %

    【43点】女性管理職割合の評価

    女性管理職割合ポイント
    43点女性管理職割合が普通

    日本電産株式会社の女性管理職割合は 9 % です。

    女性社員に対する評価は男性と変わらずされているようです。女性管理職の育成も図っており、管理職においても男女比の均衡化が社風として定着してきているようです。間接部門では女性の管理職の割合が多い傾向があります。昨今のダイバーシティの傾向もあり、女性登 用をポリシーにしてきている部分も少なからずあり、多少優遇されている部分はあると思います。

    管理職になっている女性の割合。せっかく入社した際には、それなりのキャリアを目指したいものです。ただ管理職層に男性が多い会社は、まだダイバーシティが完全に浸透していない可能性があります。

    ただ管理職層をいきなり入れ替えることは難しいため、女性の採用割合が増えている会社は、徐々に管理職層での女性割合も増えていくと考えて良いでしょう。

    内訳(職種別)女性割合
    係長 女性割合12 %
    管理職 女性割合6 %
    役員 女性割合8 %

    会社から提供されている補足事項

    ○従業員 合計:2,756人(うち女性:562人)、女性比率:20.4%
    ※2019年度期末時点。有価証券報告書記載の単体ベース。

    ○平均年齢 合計:39.0歳(男性:39.2歳、女性:35.2歳)
    ※2019年度期末時点。有価証券報告書記載の単体ベース。

    ○女性登用に関する目標・内容について
     2020年度中に女性管理職比率を8.0%とし、内部育成と外部採用の両軸で女性リーダーの登用を強化している。2017年4月に女性活躍推進室(現D&I推進室)を設置し、数値目標の達成と男女問わない高効率労働の追求・社員のキャリア形成支援を推進している。
    また、内閣府「輝く女性の活躍を加速する男性リーダーの会」行動宣言に賛同し、経営トップ自らが女性活躍を推進。マネジメント層への女性活躍の理解浸透・ダイバーシティマネジメントに関する意識改革のための教育を強化している。役員会議の場で定期的に女性活躍推進に関する議論を実施。

    ○2017年6月 「MSCI日本株女性活躍推進指数(WIN)」に採用。
     2017年9月 厚労省「えるぼし(2段階目)」認定取得。
     2018年1月 ブルームバーク社「2018年男女平等指数(GEI)」に選定。
     2018年6月 「FTSE4Good Index Series」および「FTSE Blossom Japan Index」の構成銘柄に採用。
     2018年8月 厚労省「えるぼし(3段階目)」認定取得。
     2018年11月 総務省「平成30年度テレワーク先駆者百選」選出。
     2019年3月 経産省,東証「平成30年度なでしこ銘柄」選定。
     2019年10月 厚労省「グッドキャリア企業アワード2019」イノベーション賞 受賞。

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